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共同通信
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元勤務先で自身が開発したビジネスチャットアプリの同僚のパスワードを無断で変えてログインしたとして、警視庁は6日までに、私電磁的記録不正作出・供用と不正アクセス禁止法違反の疑いで、東京のIT企業「ヴィセント」の元従業員の男を逮捕した。同僚に成り済ましてチャットに投稿したり、内容を改ざんしたりしたとみられる。
サイバー犯罪対策課によると、男は東京都西東京市、無職米沢正寛容疑者(35)。容疑を否認している。
逮捕容疑は同社従業員だった昨年9月~今年1月、社内のVPNを通じてサーバーに接続。アプリの開発者の権限で同僚19人が利用する際のパスワードを変更し、不正にログインした疑い。