Published by
共同通信
共同通信
日本医師会は5日、現在の健康保険証を使える猶予期間を、政府方針の2025年秋までよりも延長することを選択肢として検討すべきだとの見解を示した。マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を持たない人への支援が不十分な場合の対応としている。長島公之常任理事が記者会見で発表。「患者に不利益が生じない対応をお願いしたい」と述べた。
政府方針では、発行済み健康保険証は、24年秋の廃止後も最長1年使える。長島氏は「既存の保険証などの有効期限延長も含め、必要な対応をお願いしたい」と語った。