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共同通信
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栃木県警は5日、1歳だった長男の背中を蹴って死亡させたとして、傷害致死の疑いで住所不定、自称風俗店従業員の母親(20)を逮捕した。長男の顔を殴ったとして、暴行の疑いで同県真岡市のアルバイト従業員の父親(22)も同日逮捕した。長男への虐待が繰り返されていた可能性も視野に捜査を進める。
県警によると、母親は暴行自体を認めているが「蹴ったことで死亡したとは思えない」と容疑を否認。父親は容疑を認めている。
母親の逮捕容疑は昨年10月13日午前10時ごろ、自宅で長男の背中を蹴って転倒させ、びまん性脳損傷の傷害を負わせて死亡させた疑い。長男は同11月6日に搬送先の病院で死亡した。