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共同通信
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東京・新橋の8階建てビルで4人が重軽傷を負った爆発火災で、当日に3階で内装工事をしていた作業員が「床から出ていたガス管の一部に触れた」という趣旨の説明を警視庁にしていることが5日、捜査関係者への取材で分かった。現場検証などでは、2階の天井と3階の床の間を通る接続部分が一部ずれていたことが確認されており、警視庁は工事関係者から事情を聴き関連を調べる。
捜査関係者によると、警視庁は業務上過失傷害の疑いもあるとみて爆発の原因を捜査している。
2階の飲食店にいた男性店長は「ガスや下水のような臭いがすると思いながら、たばこを吸おうとライターの火を付けたら爆発した」と話していた。