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共同通信
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【ワシントン共同】イエレン米財務長官は6~9日、中国・北京を訪問し、経済閣僚らと会談する。バイデン政権発足後、財務長官の訪中は初めてで、今年中のバイデン大統領と習近平国家主席との首脳会談につなげたい考えだ。ただ、足元では中国の半導体材料の輸出規制を巡り争いが激化。関係改善は一筋縄ではいかず、苦難の初訪中となりそうだ。
イエレン氏は米ワシントンを5日に出発。6日に北京に到着し、7日から政府高官らと会談を重ねる見通しだ。中国で経済政策を担当する何立峰副首相らが想定される。米財務省によると、中国で事業を展開する米企業幹部との懇談や、中国国民との対話も模索している。