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共同通信
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【ワシントン共同】トランプ前米大統領が私邸への機密文書持ち出しで起訴された事件で、司法妨害の共謀罪などに問われた付き人ウォルト・ナウタ被告(40)は6日、南部フロリダ州の連邦裁判所で実施された罪状認否手続きで全面的に無罪を主張した。米メディアが報じた。
ナウタ被告は海軍出身で、前大統領が在任時にホワイトハウスで身の回りの世話役を務めた。前大統領の退任後、2021年8月に付き人となった。
起訴状によると、ナウタ被告は22年5~6月、前大統領の指示で、私邸マールアラーゴの倉庫から機密文書入りの箱を移動させ、機密文書を引き渡そうとしていた弁護士に文書が見つからないようにした。