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共同通信
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【ニューヨーク共同】6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比366.38ドル安の3万3922.26ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化による景気後退を懸念した売りが広がり、一時は520ドル弱下落した。
前日に発表された前回の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が金融引き締めに積極的な内容だったのに加え、6日発表された経済指標は労働市場が堅調なのを示した。このためFRBが年内にあと2回利上げするとの観測が高まった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、112.61ポイント安の1万3679.04。
個別銘柄では、住宅用品販売のホーム・デポや化学・事務用品の3M(スリーエム)の下落が目立った。ITのマイクロソフトは買われた。