「戒厳令」提案の会議に注目

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共同通信
1日、米南部サウスカロライナ州で演説するトランプ前大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは7日、2021年1月の議会襲撃事件でトランプ前大統領を捜査するスミス特別検察官が、事件前にホワイトハウスの大統領執務室で開かれた会議に注目していると報じた。敗北した20年大統領選の結果を覆す策を検討する中、側近から「戒厳令を出すべきだ」との意見も飛び出し、大荒れになった。関係者の話として伝えた。

 スミス氏は私邸への機密文書持ち出し事件の捜査を指揮し、前大統領を起訴に持ち込んだ人物。20年12月18日に開かれた会議の出席者への聴取を進めており、議会襲撃事件の捜査は大詰めを迎えているもようだ。