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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、米国が表明したクラスター(集束)弾の供与を含む新たな軍事支援を歓迎した。反転攻勢を加速させる狙いだが、民間人の無差別殺傷の危険があるクラスター弾は条約で禁じられている。北大西洋条約機構(NATO)主要国のドイツは自国が供与する可能性を否定するなど、同盟内には温度差もある。
ゼレンスキー氏は7日、ツイッターに「タイムリーで広範囲に及ぶ待望の支援だ」と投稿。ロイター通信は、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問がクラスター弾について「既に士気が低下したロシア軍に心理的な影響を与えることができる」と述べたと伝えた。