日本海側中心に大雨

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共同通信
大雨の影響で冠水した松江市内の道路=8日午前11時40分

 停滞する梅雨前線の影響で、列島は8日、日本海側を中心に大雨となった。島根県では局地的な豪雨をもたらす線状降水帯が発生し、住宅や道路の浸水被害が相次いだ。

 西日本から北日本では11日にかけて雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけた。特に9日は、九州北部や中国地方、東海、北陸など広い範囲で警報級となる可能性が高い。

 島根県内では松江と出雲両市全域で計約37万人に避難指示が出た。県などによると、出雲市では住宅の床下浸水約20件の報告があり、道路は冠水などで15カ所以上が通行止めに。松江市でも床下浸水が確認された。