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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領はリトアニアで11日から開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。12日の閉幕後に演説し、欧州の同盟国と結束してウクライナ侵攻を長期化させるロシアに対抗すると表明する考えだ。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、バイデン氏が演説で「侵攻や気候危機を含む現代の重要課題に、米国が同盟国と共に対処するための力強い将来像を示す」としている。
反転攻勢を進めるウクライナ軍は弾薬不足が深刻化しており、米国は7日に殺傷能力が高いクラスター(集束)弾を供与すると発表した。首脳会議で供与の必要性を訴え、理解を求める。