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共同通信
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宮城県栗原市の市立若柳小で、軽トラックで児童をはねたとして同市の小野寺章仁容疑者(34)が逮捕された事件で、同小が若柳署に通報してから、119番するまで15分ほどかかったことが8日、分かった。教頭に対応が集中したのが原因とみられる。
県警によると、事件の発生時刻は6日午後3時ごろ。署への通報は同10分ごろで、119番は同25分ごろだった。市教育委員会によると、容疑者を取り押さえたり、児童の様子を確認したりした教頭が行った。午後7時前のメールで保護者に事件の発生を知らせたが「遅い」と批判が出ている。これも教頭の役割だった。出張者などがいて対応が重なったという。