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共同通信
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天皇、皇后両陛下は9日、横浜市のパシフィコ横浜を訪れ、システム制御に関する研究者らが集う「第22回国際自動制御連盟世界大会」開会式に出席された。天皇陛下は英語であいさつし「自動制御技術は、私たちの生活のあらゆる場面で重要性を増している」と述べ、大会が実りある議論の場となるよう願った。
「水問題」をライフワークとする陛下は「世界各地の水資源を適切かつ効率的に配分する技術に、自動制御が寄与することを期待する」とも語った。
自動制御は、システムを使って車などを動かす技術。大会は3年に一度開かれる国際会議で、今回は約80カ国・地域から3千人程度が参加する予定。