実習生の人権配慮なければ退場

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共同通信
萩生田光一氏

 【ハノイ共同】自民党の萩生田光一政調会長は9日(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイを訪れ、外国人技能実習生の送り出し機関を視察した。関係者との意見交換で「日本に憧れるベトナムの若い人たちが来て良かったと思える環境整備に力を注ぎたい」と強調した。

 萩生田氏は「技能実習制度の見直しを急いでいる」と説明。日本側の受け入れ企業に関し「人権に配慮しない企業には退場していただく」と語った。9~13日の日程でベトナム、ラオス、タイのアジア3カ国を訪問。ベトナム滞在中、ファム・ミン・チン首相との会談も予定している。