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共同通信
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【北京、ワシントン共同】中国・北京を訪問中のイエレン米財務長官は9日の記者会見で、中国高官らとの会談により、米中関係の改善に向けて「一定の進展が得られた」と成果を強調した。米中両国には「大きな意見の相違がある」とした上で、対話を継続していくことで一致したと説明した。
中国による「米企業に対する最近の威圧的措置の増加に懸念を表明した」とも述べた。バイデン政権が検討する対中投資規制について「透明性があり、的を絞ったものにする」と説明したことも明らかにした。
イエレン氏は6~9日の日程で中国を訪問。李強首相や何立峰副首相らと会談を重ね、「実質的で生産的な会談だった」と振り返った。