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ギフトショップ拡張、屋台がカフェに変貌
NY公共図書館本館、改修工事進む

マンハッタン区5番街にあるニューヨーク公共図書館本館(スティーブン・A・シュワルツマン・ビル)にこのほど、新しいビジターセンターと拡張されたギフトショップやカフェが加わった。ニューヨーク・タイムズが7日、報じた。
1911年に建てられた同館では、2億ドルをかけた改修工事が2020年から進められている。図書館を、すべての人に居心地の良い場所とするのが目的。完了は24年の予定で、費用はほぼ全額が私財で賄われる。
6月には、40丁目沿いに新しい入口がオープン。正面玄関の階段を避け、ベンチのある静かな日陰の屋外広場を通って入館できるようになった。公衆トイレの改修やギフトショップを大幅に拡張したほか、エイミーズ・ブレッドが運営するシンプルな屋台は完全なカフェに変貌した。ロビー近くの地図を保管していた部屋がビジターズ・センターとして生まれ変わり、建物の詳細な模型や、図書館の歴史やコレクションの概要を紹介するインタラクティブなスクリーンを設置した。
ビジターセンターのテーブルには、見て触ることが可能な芸術品のレプリカが並ぶ。1939年のニューヨーク万国博覧会に出展されたオーガスタ・サベージの彫刻「リフト・エブリボイス・アンド・シング(ザ・ハープ)」の模型や、キース・ヘリングによるエイズ危機に関するポスターも展示されている。
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