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高カフェインの「プライム」、SNSで子供を標的
シューマー上院院内総務、注意喚起


ニューヨーク州選出のシューマー連邦上院院内総務は9日記者会見を行い、「プライム・エナジードリンク」が、高カフェイン飲料であるにもかかわらず、子供を標的に販売活動を行っているとして米食品医薬品局(FDA)に調査をするよう要請した。
プライムはレッドブルの2倍以上、コカ・コーラの6倍のカフェインを含んでいる。製造元はホームページで「12オンス缶は200ミリグラムのカフェイン入り。18歳未満、妊婦や授乳中の女性、カフェインに敏感な人には勧めない」としながら、SNSでインフルエンサーを活用して宣伝し、人気が高まっている。シューマー氏は「未成年を標的にしている。ほとんどの保護者が知らないのも問題」と注意を喚起した。
同席したイーディス・ブラチョ=サンチェス医師は高カフェイン飲料を子供が飲むと「頭痛、イライラ、不安感、緊張感、不眠症が起きる」と指摘。「このドリンクは、カフェインによる一種のハイ状態をもたらし、その後眠気や疲労感を伴うクラッシュを起こす」と説明した。
米小児科学会は12歳未満の子供にはカフェイン入り飲料を認めておらず、12〜18歳の未成年は1日100ミリグラムに制限するよう勧めている。FDAは健康な成人は1日400ミリグラムであれば「一般的に悪影響はない」としている。(10日、CNN)
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