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共同通信
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12日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反落した。外国為替相場の円高ドル安を嫌気した売り注文が優勢となった。一時400円超下げて3万2000円を割り込み、取引時間中として約1カ月ぶりの安値水準を付けた。
午前終値は前日終値比245円71銭安の3万1957円86銭。東証株価指数(TOPIX)は12.85ポイント安の2223.55。
外国為替市場の円相場が一時1ドル=139円台に上昇し、電機や機械株など輸出関連の銘柄を中心に幅広く売られた。
ただ、前日の米国市場でダウ工業株30種平均とナスダック総合指数がそろって高かったのを受け、取引開始直後は上昇する場面もあった。