NY円、一時140円31銭

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共同通信

 【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで大幅に上昇し、一時1ドル=140円31銭と6月中旬以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準を付けた。

 最近の経済指標を踏まえ、12日に発表される米消費者物価指数(CPI)がインフレの鈍化を示すとの観測が高まった。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを近く停止するとの思惑からドルを売って円を買う動きが強まった。

 午後5時現在は、前日比93銭円高ドル安の1ドル=140円33~43銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.1004~14ドル、154円41~51銭。

 米長期金利が低下し、日米金利差の縮小が意識された。