運転中の電車乗務員室に侵入疑い

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共同通信
警視庁=東京・霞が関

 営業運転中だったJR東日本の電車の乗務員室に不法に侵入したとして、警視庁昭島署は13日までに、鉄道営業法違反の疑いで東京都内の男子高校生(17)を東京家裁立川支部に家裁送致した。11日付。男子高校生は「鉄道が好きで、運転しているところを近くで見たかった」と話している。

 送致容疑は1月26日午後、JR八高線拝島駅(東京都昭島市)から東飯能駅(埼玉県飯能市)間で、電車の乗務員室に侵入した疑い。

 昭島署によると、スーツ姿で自作した名札を付け、JRのグループ社員を装っていた。拝島駅に停車中に乗務員室に侵入したが、運転士は部外者と気付かなかったという。