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共同通信
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栃木県那須町で2017年、高校山岳部員ら8人が亡くなった雪崩事故を巡り、犠牲者5人の遺族が県などに損害賠償を求めた訴訟で、県と県高等学校体育連盟に約2億9千万円の損害賠償を命じた宇都宮地裁判決が14日までに確定した。控訴期限までに双方とも控訴しなかった。
6月28日の地裁判決は、責任者だった教諭ら3人が事故当日の朝にテレビなどで気象情報や注意報を確認しなかったと指摘、「雪崩に対する危機意識の希薄さ」が事故発生の一因だとした。一方で、この3人に対する請求は棄却した。
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