ブラジル人夫を逮捕

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共同通信
ブルーシートに覆われた、3歳女児と母親が倒れているのが見つかった集合住宅=2022年8月、堺市東区

 【サンパウロ共同】堺市東区の集合住宅で昨年8月、母子2人が刺殺された事件で、ブラジルの連邦警察は14日、殺人容疑で大阪府警が国際手配していたブラジル国籍の夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(34)をサンパウロで逮捕した。容疑者の出身地パラナ州に移送するという。

 容疑者は昨年8月20~21日ごろ、堺市の自宅で妻荒牧愛美さん(29)と長女リリィちゃん(3)を刃物のようなもので複数回刺し殺害した疑いがある。容疑者は22日に出国。荒牧さんとリリィちゃんは24日、洋間で倒れているのが見つかった。