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共同通信
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【ローマ共同】イタリア連立与党の一角を占める中道右派「フォルツァ・イタリア」は15日、首都ローマで会合を開き、タヤーニ副首相兼外務・国際協力相を暫定の党トップに選出した。次の党大会までフォルツァを率いる。6月に死去したベルルスコーニ元首相の事実上の後継となる。
会合ではこれまで「党首」だった党トップの名称を「書記長」に変更することが承認された。タヤーニ氏は「われわれの党首はベルルスコーニ氏だけだ」と理由を説明した。
フォルツァは1994年にベルルスコーニ氏が結成。昨年10月に誕生したメローニ政権ではタヤーニ氏らが入閣している。