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共同通信
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元幹部自衛官らでつくる民間シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」が15日、台湾有事を想定し、日本の対応に関する課題を検証するシミュレーション会合を開いた。サイバー攻撃といった前兆現象から武力衝突に発展し、日本に波及する想定で、状況ごとの対応を検討。小野寺五典元防衛相ら自民党国会議員も参加した。16日まで行う。
演習は反撃能力(敵基地攻撃能力)保有など、政府が2027年度までに計画する防衛力整備が済んだ前提で行われた。
初日は、台湾や日本に偽情報の流布やサイバー攻撃が行われた際、対抗策として「能動的サイバー防御」を実施するかなどを協議した。