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共同通信
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【ソウル共同】梅雨が続く韓国で大雨による被害が拡大している。中部清州では16日、地下道への浸水で車十数台が出られなくなった現場の救出、捜索活動が続き、地元消防は計7人の死亡を確認した。行方が分からなくなっている人は他にもいるもようだ。
消防などによると、浸水は15日朝に発生。近くの川の堤防が壊れて大量の水が急速に流入したとみられ、バスや車が出られなくなった。
韓国政府によると、9日から続いている大雨で、地下道の事故とは別に、16日までに全国の死者が26人、行方不明が10人となっている。地盤が緩み、各地で土砂崩れの被害が相次いでいる。