Published by
共同通信
共同通信
京都府亀岡市の桂川(通称保津川)で3月に舟が転覆、船頭2人が死亡した事故で、運休していた観光客向け川下りが17日、再開した。
運航する保津川遊船企業組合は、船頭の足を固定するストラップを設置、自動で膨らむ新しい救命具を導入するなどの再発防止対策を発表。9日に再発防止と安全運航に向けた祈願式典を開き、12日の運航再開を目指したが、雨による増水で延期していた。
豊田知八代表理事は17日の出航前の朝礼で「多くの方々のおかげで今日を迎えられたことを忘れることなく、安全運航を徹底していく」と船頭らの前で話した。