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共同通信
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【ソウル共同】韓国各地で続く大雨で、政府の対策本部や消防による17日までの調べによると、死者は計40人となった。依然9人が行方不明となっている。17日も中部や南部で1日の予想雨量が200ミリ台に上る地域があり、警戒が続く。
中部の忠清北道清州で地下道が浸水してバスや乗用車が出られなくなった現場の死者は、消防によると13人になった。閉じ込められた車両は十数台で、地下道内の排水作業が夜通しで行われた。
危険性を知らせる通報がありながら交通規制が敷かれなかった点などに「人災」との指摘もある。尹錫悦大統領は「基本原則が守られなければ国民の安全を確保できない」と対応強化を注文した。