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共同通信
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【北京共同】気候変動問題を担当する米国のケリー大統領特使は18日、中国外交担当トップの王毅共産党政治局員と北京で会談し、中国との「新たな協力」に意欲を示した。ロイター通信が伝えた。中国は世界1位、米国は2位の温室効果ガス排出国で、国際社会は米中が気候変動対策で協力することを求めている。
米中両政府は年内を視野に実現を目指すバイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談に向けた地ならしを進めており、ハイレベル対話を活発化させている。
ケリー氏は19日までの日程で中国に滞在する予定。米政府高官の訪中はこの1カ月間で3人目。