連続殺人事件で容疑者逮捕 ピザの食べ残しが決め手 

 

 

連続殺人事件で容疑者逮捕

ピザの食べ残しが決め手 

 

事件現場の地図 / サフォーク郡警察のHPより
最初の遺体発見現場の近く、オーシャン・パークウェイのロバート・モーゼス・コーズウェイ出口(Photo:Mitchazenia / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Robert_Moses_Parkway_Exit_on_the_Ocean_Pkwy.JPG )

 

1996年から2011年まで、ニューヨーク州ロングアイランド南海岸にあるギルゴビーチで、女性9人、男性1人、幼児1人の遺体が見つかった「ギルゴビーチ連続殺人事件」。サフォーク郡捜査当局は14日、そのうちの3人の女性の殺人容疑で近くに住むレックス・ホイヤーマン容疑者(59)を逮捕した。17日、ニューヨーク・タイムズが伝えた。

22年2月に設立された特別捜査本部は、被害者を呼び出した使い捨て携帯電話に注目。通信記録の分析からホイヤーマン容疑者が浮上した。6月には同容疑者が捨てたピザの食べ残しからDNAを採取。遺体に付着した毛のDNAと一致して、決め手となった。

ホイヤーマン容疑者は建築家。妻と娘がおり、ミッドタウンに事務所を構える。銃器92丁分のライセンスを保有し、偽名の電子メールアドレスを使用。女性や子供に性的暴行を加えるポルノを検索していた。

被害者はいずれも20代の小柄な女性。売春婦として働いており、11年までに行方不明となった。手口が似通い、同一犯人の可能性が高いことから捜査当局は未解決連続殺人事件「ギルゴ・フォー」と呼んでいた。そのうちの1人はメイン州スカボローのメーガン・ウォーターマンさん(当時22歳)。3歳の娘を残し、「客に会いに行く」と言ってニューヨーク行きのバスに乗った後、音信が途絶えた。

 

 


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