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共同通信
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【キーウ共同】英紙フィナンシャル・タイムズは18日、ウクライナ侵攻後にロシアに連れ去られたウクライナの子どもを同国に戻すため、サウジアラビアとトルコが仲介して間接的な協議が行われていると報じた。サウジとトルコは対立するロシアとウクライナの妥協点を模索している。協議の関係筋4人の話として伝えた。
協議は数カ月間行われており、ウクライナ、ロシア双方の当局が侵攻後にロシアへ移った数千人のリストを作成しているという。サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーの元オーナーで、ロシアのプーチン大統領に近いアブラモビッチ氏も関与しているとされる。