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共同通信
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【ニューヨーク共同】ロシアがウクライナ産穀物の輸出合意を離脱したことを受け、国連のグテレス事務総長は17日、合意延長に向けた独自の打開策を直前に示すなど国連として努力を重ねたと強調した。「ロシア産穀物などの輸出を促進するとの約束を国連が果たしていない」とするロシア主張に反論する狙いとみられる。
グテレス氏によると、国連は、ロシアの農産品を制裁の対象外にするとの確約を欧米から得るため説得に動いた。国際決済のネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除されたロシア農業銀行の取引を可能にする仕組みを提案した。
しかし、ロシアは農業銀行のSWIFT復帰を要求し続けた。