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共同通信
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大阪・道頓堀の観光名所、グリコ看板下の遊歩道「グリ下」に集まった少年少女らの犯罪やトラブルが相次いでいる問題で、吉村洋文大阪府知事と横山英幸大阪市長は18日、大阪市中心部にある現地を視察した。吉村氏は地元商店会代表らとの意見交換で「子どもたちを加害者にも被害者にもしてはならない」と強調。府市一体で若者の居場所づくりに向けた支援を強化する方針を示した。
吉村、横山両氏は商店会代表や大阪府警南署幹部と共に、若者が集う一帯を確認した。吉村氏は対応策として「グリ下に集まった若者のための就労支援窓口を設置する」と説明し、府、市、府警、支援団体の実務者間で協議していくとした。