秋田大雨、住宅千棟超に被害

Published by
共同通信

 記録的な大雨による住宅などの被害の全容把握を急ぐ秋田県は18日、千棟を超える住宅の浸水被害を確認したと発表。内水氾濫により広範囲が冠水した秋田市で調査が遅れており、さらに被害が増える可能性があるとしている。

 県によると、住宅被害は床上浸水が725棟、床下浸水が376棟。秋田市はこのうち計120棟だが、佐竹敬久知事は最大で万単位に及ぶ可能性があるとの見方を示している。断水は4市町の計約8500戸で続いた。

 佐竹氏は記者会見で「全力を挙げて復興に当たる」と強調した。

 JR東日本は、秋田新幹線の盛岡―秋田間の19日の運行を終日見合わせる。20日以降も再開の見通しが立っていない。