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共同通信
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【ソウル共同】米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は18日、弾道ミサイルを搭載可能な米軍の戦略原子力潜水艦が、数十年ぶりに韓国南部釜山に寄港していると明らかにした。米韓が核戦略を定期的に話し合う核協議グループ(NCG)の初会合後の記者会見で表明し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を強くけん制した。
米韓は4月の首脳会談で発表した「ワシントン宣言」で戦略原潜の派遣に合意。北朝鮮は実際に展開すれば軍事的な対応措置を取ると警告しており、緊張が高まりそうだ。
対象の原潜は「戦略ミサイル原潜」と呼ばれ、聯合ニュースによると同種の原潜の韓国寄港は1981年以来。