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共同通信
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岸田文雄首相は19日、中東歴訪から帰国した。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出、マイナンバーを巡るトラブル、大雨被害への対応など内政課題が待ち受ける。山積みの懸案に取り組む姿勢をアピールし、内閣支持率下落に歯止めをかけたい意向だ。内閣改造・自民党役員人事についても9月中旬を軸に検討。体制立て直しを図れるかどうかが焦点となる。
処理水放出を巡っては、漁業者らが強く反対。首相は全国漁業協同組合連合会の会長と月内にも面会し、安全性確保を徹底するとの方針を説明し、理解を求める。国際社会で批判を強める中国が懸念材料だ。
マイナ問題はさらに拡大する可能性が否定できない。