河村元官房長官の長男擁立

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共同通信

 日本維新の会は19日、次期衆院選東京6区に河村建夫元官房長官の長男建一氏を擁立すると発表した。大阪3区は党参院議員の東徹氏に決めた。小選挙区の公認候補となる選挙区支部長に両氏をそれぞれ選任した。

 建一氏は2021年衆院選の比例代表北関東ブロック、22年参院選の比例代表にいずれも自民党公認で出馬し、落選した。維新の藤田文武幹事長は記者会見で、官房長官秘書官を務めた建一氏について「政治経験も豊富で非常に良い人材だ」と語った。

 公明党現職と競合する大阪3区を巡り、維新は立候補予定者を決める予備選の届け出を18日に受け付けたが、東氏以外に応募がなかった。