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共同通信
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【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラが19日発表した2023年4~6月期決算は純利益が前年同期比20%増の27億300万ドル(約3770億円)だった。EVの販売競争が激化する中で主力車種を値下げしたのが奏功し、世界販売台数が83%増の46万6140台と四半期としては過去最高になったことが寄与した。
売上高は47%増の249億2700万ドル。主力市場の米国や中国での売れ行きが好調だった。ただ値下げを背景に、本業のもうけを示す営業利益が売上高に占める割合を表す営業利益率は9.6%と、前年同期の14.6%から低下した。