NYメッツ、オリックス山本に興味示す
敏腕GM、来日して視察済み
米メジャーリーグ(MLB)のニューヨーク・メッツが、オリックス・バッファローズのエース、山本由伸(24)の獲得に向け、興味を示していることが明らかになった。
メッツのビリー・エプラーGMは、ロサンゼルス・エンゼルスのGM時に大谷翔平と契約した人物。メッツでは千賀滉大を獲得するなど、才能ある日本人選手を獲得する敏腕として名声を確立している。スポーツ専門チャンネル「SNY」のアンディ・マルティーノ記者によると、エブラ―氏はすでに来日し、山本を視察済みだという。
山本は、2017年に18歳でプロデビューして以来、63勝26敗、防御率1.93、WHIP0.937と抜群の成績を残している右腕だ。キャリアを通じて9イニングあたり平均9.3奪三振、四死球1つにつき4.51奪三振を記録している。今年のWBCでも、先発投手陣の一角として、日本の優勝に大きく貢献した。
マルティーノ氏が話したスカウト担当は、山本を「元メッツのクリス・バシット投手と比べても、より球速のある投手だ」と評価し、MLBのローテーションの中で2番手か3番手の先発投手となる可能性を示唆。30歳の千賀がオフシーズンにエプラー氏と結んだ5年総額7500万ドルの契約よりも、さらに高額になると予想されている。(17日、amニューヨーク)
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