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共同通信
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【ソウル共同】北朝鮮の強純男国防相は20日、米軍の核ミサイルを搭載可能な戦略原子力潜水艦ケンタッキーが韓国南部釜山に寄港したことに反発する談話を出した。北朝鮮の法令で定める「核兵器の使用条件に該当し得る」と言及した。朝鮮中央通信が報じた。
27日に朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結から70年を迎えるのを前に、北朝鮮は緊張の激化を図っている。北朝鮮が昨年9月に核兵器の使用条件を定めた法令を採択してから、条件に該当し得る状況になったと主張するのは初めて。
原潜ケンタッキーは18日に釜山へ寄港。北朝鮮は19日に短距離弾道ミサイルを日本海へ発射した。