Published by
共同通信
共同通信
21日午前の東京株式市場の日経平均株価は続落した。先端半導体の国際的な需要回復が遅れるとの懸念が高まり、半導体関連銘柄を中心に売り注文が優勢だった。前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。
午前終値は前日終値比72円60銭安の3万2417円92銭。TOPIXは5.85ポイント高の2266.75。
半導体受託生産の世界最大手TSMCが前日、2023年4~6月期決算を発表。通期売上高予想を下方修正したとロイター通信などが報じ、前日の米市場でハイテク銘柄の売りにつながった。21日の東京市場にもこの流れが波及。平均株価への寄与度が大きいことから、相場全体の押し下げ要因となった。