聖典焼却再発なら「断交」

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共同通信
20日、バグダッドのスウェーデン大使館の壁によじ登るデモ隊(AP=共同)

 【ロンドン、カイロ共同】イラク首相府は20日、スウェーデンに対し、同国でイスラム教の聖典コーランが再び燃やされた場合、断交の可能性があると外交ルートを通じて伝えたと明らかにした。スウェーデン当局がコーランを燃やす行動を何度も許可したとして、駐イラクのスウェーデン大使には国外退去を求めた。

 イラクの首都バグダッドでは20日未明、デモ隊によるスウェーデン大使館の放火が発生し、両国の緊張が高まっている。

 スウェーデンのメディアによると、首都ストックホルムのイラク大使館前で20日、男性1人がコーランとイラク国旗を踏み付けた。警察が19日に許可していた。