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共同通信
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神戸市西区の草むらでスーツケースに入った穂坂修ちゃん(6)=同区=の遺体が見つかり、母親ら同居の家族4人が死体遺棄容疑などで逮捕された事件で、兵庫県警は21日、修ちゃんを暴行して殺害した疑いが強まったとして殺人容疑で4人を23日に再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると修ちゃんは6月19日に自宅で、外傷性ショックで死亡したとみられ、背中に多数の打撲痕があった。県警は遺体の状況などから、鉄パイプのような物などで激しい暴行が加えられ、4人は修ちゃんが死亡する可能性を認識していた「未必の故意」も含め、殺意があったと判断したとみられる。
再逮捕するのは修ちゃんの母沙喜(34)、叔父大地(32)、いずれも叔母の朝美(30)、朝華(30)の4容疑者。共謀し6月中旬、修ちゃんを鉄パイプのような物などで複数回殴り、殺害した疑いが持たれている。
修ちゃんの遺体は6月22日に見つかり、県警は同日、4人を修ちゃんの祖母(57)への監禁と傷害の疑いで逮捕。7月13日に4人を死体遺棄容疑で再逮捕した。