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共同通信
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ロシアの民間軍事会社ワグネルによる6月23~24日の武装反乱から1カ月。数千人規模の戦闘員が隣国ベラルーシに移動したとされ同国軍に協力して訓練を開始。ベラルーシと接するポーランドやウクライナは警戒を強めている。ロシアでは武装解除されたが、創設者プリゴジン氏はワグネルの原点であるアフリカでの活動は維持すると表明、将来的なウクライナでの戦闘復帰にも含みを残す。
プリゴジン氏はベラルーシの宿営地で撮られたとみられる最新の動画でも戦闘員にベラルーシでしばらく活動すると説明し、ベラルーシ軍を「世界で2番にする」と強調。ロシア軍のウクライナ前線の現状は「恥」で参加の必要はないと訴え、ワグネルは「自らを高め、経験を恥じないと確信する時、特別軍事作戦に戻るだろう」と述べた。
ベラルーシ国防省は特殊作戦部隊がワグネルと共同でポーランド国境の西部ブレスト州で訓練を行ったと発表した。ポーランドやウクライナは国境警戒を強化。ワグネルの存在が西側をけん制する役割を果たし始めた。