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共同通信
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【台北共同】台湾の外交公電や機密文書などがインターネット上に流出した疑いがあり、台湾当局が中国の関与の可能性を含めて調べていることが分かった。ロイター通信が22日までに伝えた。
流出した可能性があるのは、環太平洋連携協定(TPP)への台湾の加盟申請に関し、情報機関の国家安全局がまとめた「安全評価」に関する機密文書や、日本やベトナムの台湾出先機関から送られた公電など。台湾と米国の貿易交渉に関する文書もあったという。
中国と台湾は2021年、TPPへの加盟を申請。双方が加盟に向け外交攻勢を強めている。