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共同通信
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【ソウル共同】韓国各地で、海外から身に覚えのない不審な小包が送り付けられる事案が相次ぎ、韓国メディアによると警察への通報は22日までに1600件を超えた。開封した人が体調不良を訴えたケースもあり、当局は「開けないで」と注意喚起している。
発送元は台湾などと表記されているが、韓国での出先機関に当たる駐韓台北代表部は「発送元は中国で、台湾は経由地だ」と説明した。
南東部蔚山の福祉施設では20日、小包を開けた職員ら3人がめまいや呼吸困難を訴え緊急搬送された。「毒劇物か」と報じられ、ソウルの繁華街明洞では約1700人が避難する騒動も。22日時点で、各地で毒物は確認されていない。