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共同通信
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デジタル庁を所管する河野太郎デジタル相が、8月下旬に米国訪問を計画していたことが分かった。ただ、政府がマイナンバーにひも付けた情報の総点検作業を進めている最中で、批判を浴びかねないとして計画を取りやめた。関係者が23日、明らかにした。今月11~22日にも北欧・中東を歴訪し、河野氏のマイナ問題対応を疑問視する声が政権内からも出ていた。
関係者によると、河野氏は8月19日にインドで開かれる20カ国・地域(G20)デジタル・技術相会合に出席する。当初計画では、インドから帰国後の21~25日に米サンフランシスコを訪問し、自動運転の最新技術視察などを予定していた。