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共同通信
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任期満了に伴う群馬県知事選は23日投開票の結果、無所属現職の山本一太氏(65)=自民、公明推薦=が、県労働組合会議議長の石田清人氏(66)=共産推薦=と日本語学校運営法人元理事長の清水澄氏(74)の無所属2新人を破り、再選確実となった。
山本氏は県内への企業誘致や新型コロナウイルス対応といった1期4年の実績を強調。高い知名度を生かし、多数の業界団体の推薦や連合群馬の支持を得て、選挙戦を優位に進めた。
石田氏は最低賃金の引き上げや高齢者の医療費負担の軽減を主張。山本県政に対する批判票の取り込みを狙ったが、伸び悩んだ。
清水氏は支持の広がりを欠いた。