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共同通信
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【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟で、機械メーカー「不二越」を相手に2019年に高裁で勝訴し最高裁で係争中の元朝鮮女子勤労挺身隊員2人が26日までに共同通信の取材に応じた。賠償や謝罪をしない日本側にはもう失望しているとし、韓国の財団が肩代わりする賠償金を早期に受け取り決着させたいとの意向を示した。
日本側が賠償支払いを拒み、韓国政府傘下の財団が4月以降、最高裁で勝訴が確定した原告に賠償金相当額を支払っている。一部の原告は謝罪などを求め拒否している。
取材に応じたのは仁川市の李慈順さん(91)とソウルの金正珠さん(91)。