被買収、元広島県議に有罪

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共同通信

 2019年参院選広島選挙区の買収事件で、河井克行元法相(60)=実刑確定=から現金30万円を受け取ったとして、公選法違反(被買収)の罪に問われた元広島県議佐藤一直被告(48)に広島地裁(後藤有己裁判長)は26日、罰金20万円、追徴金30万円(求刑罰金30万円、追徴金30万円)の判決を言い渡した。

 判決によると、19年6月ごろ、河井氏の妻案里氏(49)=有罪確定=への票の取りまとめなどに対する報酬として、現金30万円を受け取った。

 佐藤被告は公判で、現金は自身の当選祝いで、買収の認識はなかったとし無罪を主張していた。