警視庁「メタバース」活用へ

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共同通信
警視庁がサイバーセキュリティーの広報啓発に活用するインターネットの仮想空間「メタバース」のイメージ(同庁提供)

 警視庁がサイバーセキュリティーの広報啓発にインターネットの仮想空間「メタバース」を9月から活用することが26日、分かった。一般の人がアバター(分身)の体験をしながら、サイバー犯罪の手口に関する動画を視聴できる。警視庁によると、警察がメタバースを防犯活動に活用するのは全国初とみられる。

 メタバースを悪用した違法な商取引などの増加が今後予想される中、空間の体験をしながら、警視庁や大学生らが作成したサイバー犯罪の手口などの動画を見てもらう。来年には民間と合同でメタバース内でのサイバー攻撃などを想定した危機対応訓練も計画する。